萩原英雄の代表作<石の花>シリーズ。これらの作品には、萩原が独自に生み出した「両面刷り」の技法が使われている。意図的に裏面から色や形を浸透させ、それを活かして、表面から版を刷り重ねていきます。つまり萩原は、紙の裏と表、両面から刷ることで、画面に深みを持たせようと試みている。
幻想」シリーズや「石の花」シリーズにより抽象版画家としての地位を築き、1960年(昭和35年)には第二回東京国際版画ビエンナーレで「石の花」シリーズが神奈川県近代美術館賞、1962年にはルガノ国際版画ビエンナーレで「白の幻想」がグランプリを受賞した。
1979年から1990年まで日本版画協会理事長を務める。
白蛾 1957年
木版画 66×40
売却済み
木版画 9/30
42.5×56.5
額付 \200,000-
木版画
72×54
額付 \300,000-
木版画 29/30
90×59
額付 \330,000-
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