神奈川県相模原市中央区中央3-7-1

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現代絵画の宝庫ギャラリー誠文堂

 当画廊は「発想の転換は芸術で」のキャッチフレーズのもと現代絵画の愛好家との絆作りに努めています。ここにに掲載している作品はギャラリー誠文堂のメイン作家「菅井汲」の「青い道」です。私が絵画に初めて興味を持ち、1972年に購入した作品が内田光之助の「望郷」という草ぶき屋根を描いた作品でしたが、1992年に菅井汲の作品を拝見して興味がガラッと変わりました。

 菅井汲に初めて巡り合ったいきさつにつきましては「ギャラリー紹介、コンセプト」ふれていますので参照ください。菅井汲の名前をクリックいただきますと彼の作品の全貌をご覧いただけます。
 一見訳の分からない画像も多く、何だろうこれはと思われることもあるうかもしれませんが、現代絵画の巨匠マチスは「私は一枚の絵を見る時、何が描かれているのかよりも描かれた線と形と色に興味がある」と発言しています。ギャラリー誠文堂の作品を見ていただき発想の転換の一助になっていただければ幸いです。

 

 

発想の転換は芸術で

                                                                           菅井 汲「青い道」60×73

Joanミロ展

「月の前の女と犬」 1934年

「鏡の前の女」 1956年

「人物と鳥」 1948年

「Joanミロ展 」於 東京都美術館
  ~7/6 9
:30~17:30 休館日 月曜日
シュールリアリズムに作家として知られるJoan Miro
(1897~1980),ドイツ軍に対する英仏の宣戦布告、1940年5月のドイツ軍のフランス侵攻により危険を感じフランスからスぺインのカタルーニヤに帰国し、マジョルカで隠遁生活を送る。反ファシズムを貫く中で、フランコ政権下のスペインにもドイツ占領下のフランスにもミロの作品を展示する場所がなく、アメリカが主たる成果発表の場所となった。
 日本との関係では滝口修三との詩画集の制作等の交流を通じ日本に広く紹介されるようになった。
作品は赤・青・黄色の鮮やかな原色を多用、モチーフとして星や人物、鳥、動物等を対象としているものが多い。
1954年ヴェツィアビエンナーレの版画部門で国際大賞、1959年グッケンハイム財団国際大賞を受賞している。

 

 

 

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舩坂芳助先生のバレン作りワークショプ

バレンは版画を制作するうえで欠かすことのできない道具です。バレンの中でも竹の皮を材料としたものは使い心地が良く江戸時代から浮世浮世絵制作に使われてきました。舩坂先生は朝日カルチャー教室で版画の講師を務めながらバレン作りの講習も行っています。この動画はギャラリー誠文堂で個展を開催されたときに希望者を募って講習したものをビデオ撮影したもので、希望者が5人ほど集まれば対応いただけます。

現代絵画は何が書いてあるのかさっぱりわからないという方が多いのではないでしょうか。このため、現代絵画はなじみにくいものになっています。美術を鑑賞する場合、その描かれた時代背景を理解することが重要になると思います。社会が前の時代の価値観を否定して生まれ変わっていくように、美術の世界も同じです。現代社会では個性尊重が重視され、画一的な価値観が否定されます。絵画を描く場合にも、ある者は色の持つ感性で表現し、ある者は形を分解・再構成して表現し、またある者はものを見ている人の内面を表現する等様々です。次に時代の変遷と美術の変遷の関連性を表にして説明してみたいと思います。

           時代の変遷と美術

 

原始社会

封建社会

 近代社会

現代社会

時代の特徴

狩猟、農耕を主体とした原始共産主義社会

土地の支配を仲立ちにした支配層や支配層に結びついた宗教中心の社会

階級制度や宗教の支配を開放した市民中心の社会

様々な個性や価値観を尊重する個人中心の社会

美術の特徴

狩猟の対象となる動物、子孫の誕生をもたらす女性、共同生活を営む住居等生活に直結したものを表現対象にしています
素直でのびのびとした自由さが特徴です

権威の象徴たる神・貴族等を理想像として描き、描かれたものを民衆の表敬や憧れの対象にしています。格式があり、非の打ち所がありませんが、画一的で自由さに欠けます

理想像に支配された宗教的美術を開放し、現実の姿をそのまま描いたり、外光を取り入れて自然界を自由に描いています。 束縛された社会からの開放感が伺えます。

開放された現実社会の描写から更に個人の内面の世界に入り、様々な表現形態で個人の主張を描いています。同一性を否定した個性的表現が特徴です。

主な作家等

ラスコー洞窟画
アルタミラ洞窟画
縄文式土器等

ヘンリー3世の肖像
アダの福音書
ピサの斜塔等

アングル
クールベ
ミレー
ルノワール
セザンヌ
ゴッホ等

フォービズム
(色彩の自由)
表現主義
(内面の自由)
キュービズム
(形態の自由)
下記参照


 

 フォービズム

目に見える色彩をそのとおりに描くのではなく、対象を見たときの感情にマッチした色彩に置き換えて表現しようと主張するグループ
(マチス、ルオーの初期、ブラマンクの初期等)

 

表現主義

(シュルリアリスム)

対象そのものよりも対象を通して、人間の心の中の未知の世界(幻想の世界)を描こうとするグループ
(キリコ、ダリ、クレー、タンギー等)

 

 キュービズム

目に見える形をそのとおりに描くのではなく、形を分解し画面に再構成して描こうとするグループ。
(ピカソ、ブラック、レジェ、デュシャン等)

絵画市場で良く取引されている作家のうち、当画廊でご紹介できる作家をピックアップしています。ご興味ありましたらお気軽にご連絡いただきたく宜しくお願い致します。

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2025/7/7~7/12

ギャラリー誠文堂20周年
グループ展 第12回

2025/7/14~7/19

ギャラリー誠文堂20周年
グループ展 第13回

2025/7/22~7/26

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中澤知津子

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