1891年東京都豊島区に生まれる。創作版画の先駆者のひとりであり、日本の抽象絵画の創始者とされている 。前衛的な表現を用いて、日本において版画というジャンルを芸術として認知させるに至った功績は高く評価されている 。
抽象版画のの創始者であるワリシー・カンジンスキーらの影響を受け、日本における最初期の抽象版画作品を制作している。大正期には具象・非具象問わず数々の版画の名作を生みだしたが、第二次世界大戦後はもっぱら抽象版画に傾倒し、葉や紐、木片などを用いる手法(マルチブロック)も編み出した。1918年には山本鼎、織田一暦らの日本創作版画協会発起に協力し、1919年1月の展覧会開催に尽力した。
「poem №15 past」 1965年
木版(平井刷り)
42×32㎝
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